今日は4月30日、明日からはいよいよ5月です。
いろいろありましたが、この歳までなんとか生きてこられてラッキーだったのかなと振り返っています。
僕は今月47歳を迎えますが、本当に時間が過ぎるのは早いものです。
どう考えても0~20歳までの時間と20~40歳までの時間が同じには感じることができません。
僕の場合、工場勤務で仕事がルーティーンワークですので一日があっという間に終わり、毎日がその繰り返しです。
子供時代というのは、良くも悪くも毎日が新しい体験の積み重ねです。
初めて親戚の誰々ちゃんのところへ行った、初めて誰々君と殴り合いのけんかをした、初めて誰々ちゃんを好きになった・・・。
一日の充足感が我々とは全然違いますよね。 歳をとるに従って、当然のことながらこういう新鮮な体験というものが減っていきます。
なので、歳をとるに従って時間の流れが速く感じるようになる、ということを言ったのがフランスのジャネーさんという人らしいですよ。
なるほど、それはあるかも、とは思いました。 僕は3年前、初めての海外旅行を経験しました。まあ2泊3日で韓国でしたけどね。
それでもその3日間はとても僕にとっては長く感じました。 ジャネーの法則がぴたりとハマったのです。
車線が日本とは逆、トイレットペーパーが流せなくてゴミ箱に捨てるシステム、そして街全体がなんとなく80年代ぽい香りがしたんですよね。
そういう無意識のカルチャーショックが僕の時間の感覚を遅らせたのかもしれません。
それ以外にも、ここまで大げさなイベントではなくても、感動する映画をみた、美味しいものを食べに行ったみたいなことでも普段のハイスピードな時間の流れを多少、遅くできる気がします。
ジャネーの法則が働いていないときは、きっと何かを吸収しているときなのではないんでしょうか?
ということは逆に、パチンコなんかは最悪ですね。 僕も一時期のめりこんだのですが、あれは時間とお金の両方を失ってしまいます。
ですので、自分のためになる趣味を持つことがいろんな意味で重要になってくると思います。
僕も会社から帰るとヘトヘトで、正直風呂、食べ、寝る、みたいな生活ですが、これではダメだとは感じています。
今僕が感じている欲求は「旅」です。 地球のあちこちを見て回りたいです。 韓国でさえ、あれだけの長時間ジャネーの法則から解放されたんです。
幸運なことに僕はまだ世界のほとんどを知りません。 やる気さえあればまだまだ「時間を遅らせる」ことができるということです。
これからはもう少し自分の欲求に素直に向き合ってみますか。