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ある男の後半生(こう反省)

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テレビゲームに普遍的名作は生まれるか?

投稿日:2017年6月11日 更新日:

僕は今年で47歳になります。 もういいオヤジですが、テレビゲームは大好きで子供の頃からやっています。

しかし歳が歳なものですから、昔ほどの熱量を持ってはやれないですし、やるジャンルも変わっていきます。

子供の頃は、ぜビウス、グラディウスなんかのアクションゲームに夢中になり、青年時代はイース、女神転生なんかのJRPGに心奪われたものです。

20~30代にかけてはメタルギアソリッド、サイレントヒルなんかに新しい時代の到来を予感させられました。

今は、年齢的な問題なんかもあって反射神経も落ちたので、いわゆる「雰囲気ゲー」というものにどっぷり浸かっています。

ゲーム以外の分野、例えば映画や文学、音楽、絵画なんかにはいわゆる「不朽の名作」と言われるものが存在しています。

時間経過による風化に見事に耐えきって、作品の生まれた場所、経緯をも超越してしまった、ごく一握りの奇跡的な作品群のことです。

例えばシェークスピアの作品なんかは本人が死んで400年が経とうとしているのに未だに読まれ、研究され続けています。

なぜなら彼の作品は、今も昔も変わらない人間の性質を惜しげもなくズバズバ暴き、そのストーリーは人間の救いようのない哀れさを徹底して表現し尽くしています。 最後はハッピーエンドで、なんて甘いことはしていません。

バッハの音楽やダヴィンチの絵画についても同じことで、彼らについて出された文献、資料は膨大なものです。

映画は割と歴史の浅い方の文化ではありますが、それでも120年ほどの蓄積はあります。 その割と短い歴史の中でさえ、何人もの名監督と呼ばれる人たちを輩出し、人生の様々な断片、心情を表現してきました。

僕のような凡人にはこれ以上、表現するものが残されているようには思えませんが、そこは周期的に「天才」というものが現れる人間の世界。 必ずやまた才能ある人が世に出てきて、世間を驚かせるに違いありません。

その中でゲームだけが、僕が唯一黎明期から一緒にいられた分野でした。 昔は単純な記号のようなものが画面を動き回るだけだったものが、非常に短い時間で映画並みの表現力を得るまでになったのです。

僕はここで一つ、心待ちにしていることがあります。 それはゲームの「普遍的名作」はいつ生まれるか? という期待です。

現在も名作と言われる一般に名の知れたゲームはあります。 スーパーマリオシリーズ、ドラゴンクエスト、ファイナルファンタジーなんかは普段ゲームをしない人でも名前くらいは知っているでしょう。

でもそれらはビートルズの音楽やバックトゥザフューチャーのような感じで人々の間に浸透していない、と僕は感じています。

ビートルズは、もし彼らが存在しなければロックの歴史が100年遅れたと言われるほどの存在です。 日本の奥田民生さんや財津和夫さんの作曲スタイルにも影響を与えていることは彼らの作品を聴けばすぐにわかります。

上に挙げた有名ゲームはたしかにゲーム史に名を残してはいますが、作品自体にビートルズほどのパワーがあるかと言われると素直にはい、とは言えない気がします。

ドラゴンクエスト、ファイナルファンタジーシリーズもその卓越したストーリーで多くのゲーマーを泣かせてきました。

でもそれは、「スタンドバイミー」や「レナードの朝」で老若男女に与える感動とは異質で、残念ながら次元も違う気がしています。

テレビゲームが映画並みの表現力を得たのはつい最近です。 「風と共に去りぬ」並みの大作をゲームで表現はおろか、プレイすることができれば、これはもはや歴史的な快挙でしょう。

映画の主人公は観るだけです。 ところがゲームの主人公は操作ができます。 この特徴を生かし切り、なおかつ「スターウォーズ」級の世界観が体感できれば初めて、ゲームは「子供の玩具」から脱却できるでしょう。

出来る事なら、その快挙は是非日本人にやってもらいたいし、その瞬間はこの目で見届けたいと思っています。

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