ヒゲおやじ

ある男の後半生(こう反省)

趣味

「本当にあった呪いのビデオ」を観続けて18年

投稿日:2017年8月3日 更新日:

「本当にあった呪いのビデオ」という人気DVDがあります。 1999年から発売が始まり、当初はVHSでのリリースでした。

僕は霊感はないのですがオカルトが大好きなので、最初の作品からずっと欠かすことなくこのシリーズを観続けています。

このシリーズの視聴者層は恐らく狂信的な信者や、あるいは逆に大槻教授のようなオカルト完全否定派というのは少なくて、大半は僕のように「霊の存在は認めたいが、自身に霊体験がないために興味本位という立場でしか観れない、という方々だと推察します。

実際、このシリーズを観続けている人がこのシリーズに対して持つ疑問点もそこが出発点になっていると思います。

「このビデオはヤラセではないのか?」、「100%ヤラセではなくても、演出上故意に作っている部分があるのではないか?」 誰でも程度の差こそあれ、こういう疑問を感じながらDVDを鑑賞していることでしょう。

撮影スタッフと動画投稿者とのインタビューのやり取りでは、妙に不自然な箇所や芝居がかった箇所がないかどうかに無意識に意識が集中したり、実際の投稿動画では何よりも霊を捉えてしまった撮影者の反応に一番神経質になるでしょう。

僕の場合は、ある心霊動画があったとしてそれが非常に恐怖心をそそられるものであったら、その時は信じてしまうという性格です。

そしてしばらく年月が経過し思い返してみて、「ああ、あれは作り物だったかな。」となんとなく回想するパターンをたどります。

これはあくまでも僕個人の私見なのですが、あのシリーズで紹介している心霊動画に本物は間違いなく存在すると思います。

ただ、あのシリーズはその分野での先駆け的存在であり、不動の人気を保っているために会社の存続のため一定間隔でのリリースがどうしても必要になるでしょう。

しかしネタ元となる投稿動画が足りない、もしくはあっても視聴者に大きなインパクトを与えるほどのものではない、となれば心ならずも故意に創作に手を染めてしまうということは想像に難くありません。

視聴者としては100%本物の動画で埋め尽くされた作品がベストであることは間違いないですが、ショボい本物を出してくるなら迫力のある偽物でもいいかな、と一瞬思うこともあります。 真面目に心霊現象に取り組んでいる人には怒られそうですが。

このシリーズの人気の高さは類似品(失礼!)の多さからも窺い知れますが、やはりパイオニアだけあって質の良い投稿が集まるのか、このシリーズの投稿動画は他の作品のそれよりも頭一つ抜けている感じがします。

僕はブログの他の稿で書きましたが、自分で心霊体験はないものの身内のある体験を目の当たりにしたために、霊の存在はかなり強く信じています。

少し怖いのですが、実際に会ってみたいという欲求は常にあります。 一回でも出会えば僕はその瞬間から心霊完全肯定派になります。

更に欲を言えば、その姿をカメラに収めたい。 なぜなら目で見た情報はあくまで主観で見間違いの可能性もありますが、カメラに映った情報は完全に客観だからです。

それを知人に見せて信じてもらえなくても、自分にとって真実であるなら何の問題もありませんからね。

-趣味

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

a red and white graffiti on a white wall

AIcopilotと言葉について議論した

AIチャットというのは文章のやりとりなので、やはり言葉、単語、文章についての話題が多くなります。 そんな中、AIと漢字「横」についての議論になりました。 内容はこんなものです。 僕→専横、横領、横暴、 …

廃線が進むJR北海道

国鉄からJRへ民営化されて約30年。早いものです。 僕が子供の頃は時代が「昭和」ということもあってか、鉄道にかかわらず様々なものが混沌としていました。 単なる思い出補正なのかもしれませんが、今となって …

コロナ禍で映画観る観る

ここ最近、映画を観る本数が格段に増えました。 時間がある時などは一日に3本とか観てしまうこともあります。 作品の選定基準については人それぞれだと思いますが、僕の場合は基本的にミステリー、サスペンス、ホ …

「素晴らしき哉、人生」に感動

音楽にしろ映画にしろ、人間の興味の数だけ、それも様々な趣向を凝らして無数に創られてきています。 もちろんこれ以外にも文学、アニメ、絵画、料理、ゲームなんかも皆文化と呼ばれていて、人間の精神生活を豊かに …

トロフィー(実績)システムの功罪

何年前からでしょうか? ゲームにトロフィーという概念が導入されたのは。 僕がゲームをやりはじめた小学校低学年の頃なんて、もちろんトロフィーなんてありません。 あるのは「ハイスコア」と呼ばれる点数のみで …

最近のコメント