先日Amazonで「ハニコム種」というボディースポンジを購入してみました。
買った動機は偶然の出会いです。 もともとは別のタイプのボディースポンジが欲しかったのですが、自分の目的に合致するものがなかったのです。
これをお読みの皆さん中にも賛同者はたくさんおられると思われますが、固形石鹼がちびてきますとタオルやスポンジに塗りづらくなってきて泡立ちも悪くなってきますよね。
僕が子供の頃、袋状のボディースポンジが売られていました。 ちびた石鹸をその中に入れて使えば固形物が完全に消滅するまで洗えた優れものでした。
実は今回もその手のものを探し求めたのですが、探し方が悪かったせいなのか、はたまた一時的な昭和のOパーツとして消え去ってしまったためなのか、結局見つけることが出来なかったのです。
代わりにAmazon、楽天なんかの大手有名通販サイトでいろいろなボディースポンジを見ているうちに、「ハニコム種ボディースポンジ」なるものの存在を始めて知ったのです。
それ以前に日本には「へちま」という植物があって、これで身体を洗う文化も一応あるということは承知しており、実際僕も数年前に一度購入して使用してみた経験があります。
しかしこれは非常に硬くて、洗っているというよりは磨いていると言った方が感覚的には近いと思います。 僕も2、3回使ってすぐやめてしまいました。
そのためか最近は売られていることもあまり見かけなくなりましたし、銭湯なんかでも使っている人は全く見かけません。
しかもへちまは穴が大きすぎて、ちびた石鹸に適合しません。 僕はそこにまず気付くべきでした。(笑)
そこで本題のハニコム種ですが、まず使用者のレビューがなかなかの好反応。 しかし皆さんが着目しているのはスポンジ自体が天然素材であることや、まあボディースポンジですので当然肌触りについての評価なわけです。
僕が一番気にしているのは「ちびた石鹸をうまく処理できるかどうか」なんです。 もちろん肌触りなんかも気になりますけどね。
そこでまずは商品の写真を食い入るように観察します。 するとどうやらこのスポンジにはちびた石鹸が入るくらいの小さな穴が無数にある。
そこで僕の決心はほぼ固まりました。 あとの天然素材、使用感云々についても悪い評価があまり見受けられない様子。
ただこれ、値段がそこそこしまして手のひらサイズのものでも4000円くらいします。 普通の手ぬぐいなんか粗品でもらえばタダなのに。(笑)
ただ現在、実際2回程使用してみましたが、買ってよかったと思っています。
最初商品を開封し、現物に触れたとき、すごく硬くて「やばい。ハメられた。へちまの再来だ!」と心臓が止まりかけました。
しかしお湯につけるととても上品なスポンジに変わります。 食器用のスポンジをさらに柔らかくしたような、本当に肌を洗うためのスポンジだと言えます。
ちびた石鹸も最初の目論見通り上手く入ってくれましたし、スポンジとの絡みもいいので今のところは使えています。
ただ購入して間もないので耐久性の問題がまだ不明確なのと、入れた石鹸を取り出すのが意外と手間というのは、商品自体がそういう目的で作られていないので仕方がないでしょう。