ヒゲおやじ

ある男の後半生(こう反省)

レビュー

20枚のDVD-RWだけで残りの映画人生を送る

投稿日:

僕は映画が大好きで良く観ます。 健康上の理由から最近はあまり映画館に足を運ばなくなり、もっぱら視聴手段はレンタルDVDとテレビ(地デジ、BS)になってしまいましたが。

その映画についてなんですが、レンタルDVDは特に問題ないのですが、テレビでの映画の場合、平日の昼間に観たい映画をやることがたまにあり、そういう時は録画という手段に頼ることになります。

しかし実際のところ、基本的に映画は相当気に入った作品でない限り、そうそう何度も繰り返し観たりすることは経験上少ないと思います。

よくドラマなんかでも、全話DVDに録画コレクションしている人を見かけたりしますが、あれも「自分は全部所持している」という所有欲を満たすための行動であって、もしかしたら録画はしたものの一度しか観ていないのでは? と思うこともしばしばです。

気に入った作品は手元においておき、いつでも観れる状態にしておきたい、という気持ちは非常に良く理解できるのですが、自分のこれまでの人生を振り返ってみると、そうは思いながら実際に観るという行動に出たことが一度もない。

であるならこれからもそういう行動に出ることは死ぬまでないはず、という結論に達しました。

そこで僕が考えた方法はCD-RWの20枚入りスピンドルを1セット購入し、基本的にこれを書き換えて人生の最期までこれだけで回していこうということでした。

本当に手元に置いておきたくなる作品なんて、自分にとって5年に一作品出るか出ないかといったところです。 そういうものだけ購入すればいいわけです。

ただ映画作品についての自分の方針は決まったものの、それを具体的に実践していくにあたってのやり方やそこに発生することが予想される困難なども考えなくてはなりません。

まず、購入したDVD-RWですが、ネットで調べますと耐用年数が10年程と言われてるようです。 しかしこれについては壊れれば新たに購入するだけですから大した問題ではありません。 もしかしたらBD-REに取って代わられているかもしれませんが。

次に書き換え回数ですが一枚につき1000回程度ともネットには書かれていました。 であれば僕が死ぬまでは十分持つでしょう。 このブログを書いている段階で書き換えはおろか、まだ三枚空のディスクがあるのですから。

僕が一番悩んだのはタイトルの管理でした。 ディスクの内容はこれから何回か変わるわけですから、レーベル面にタイトル印刷は出来ません。

そこで僕が考えたのはスマホとPCのメモアプリを利用するという方法でした。

ディスクのレーベル面には小さな通し番号だけ印刷しておき(僕の場合、RW-01、RW-02という付け方)、メモアプリの方にRW-01○○、RW-02××というようにタイトルを登録します。

映画の内容が変わってもこのタイトルを変えるだけでいいですから楽ですし、しかもこのメモアプリはクラウド対応なので、機種変更しても内容をいちいち移し替える必要がありません。(ちなみにドコモの純正メモアプリ)

今、僕は断捨離を進めていて、あまりモノを増やさない方向でやっており、これもその一環です。 熱に浮かされて何となく集めてはいるが、実は全然使っていないもの、探せばもっと出てくるかもしれません。

-レビュー

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

天才というものについての持論

天才たちは何故に若死になのか? これについて僕は、才能ある者がことさら選ばれたように死んでしまう傾向があるのではなく、文学にしろ絵画にしろ音楽その他にしろ、何かそれまでには存在しなかった新しいものを、 …

ついにやった、メルカリBAN

やっちゃいました、メルカリ初アカウントBAN。 まあ僕の場合、それなりの取引実績があり、評価も「良」だけだったので温情で24時間だけで済みましたが。 素行不良の人だったりしますと、一発で永久追放になる …

TSUTAYA DISCUS、U-NEXT、Huluを駆け足で体験してみた。

2カ月半という期間で3つの動画視聴サービスを体験してみました。 動画視聴サービスを提供している会社は他にもあります。 AmazonプライムやNetflix、dtvなんかも同様のサービスを行っています。 …

昭和の宝庫、男はつらいよ、シリーズ

渥美清さんが亡くなって21年経ちました。 しかし彼の代表作「男はつらいよ」シリーズは今でも度々放映され、不動の人気を保っています。 噂では昭和天皇はこのシリーズの全ビデオを集めておられたとか。 あと、 …

命の尊厳を考える映画

肉塊と化した人間に意識があったとしたら、彼は何を考えるのか? というある意味、どんなホラー作品よりも最恐なテーマに向き合った映画作品があります。 それが「ジョニーは戦場に行った」という1971年、ドル …

最近のコメント