ヒゲおやじ

ある男の後半生(こう反省)

人生論

久々に繰り出した、夜のススキノ

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先週、久々に友人とススキノに飲みに出ました。 鍋料理や焼き肉なんかをアルコールと一緒に流し込み、2軒目はキャバクラやニュークラで若い女性とトークを楽しんでホテルに帰る。

20数年前にこの道に踏み込んでからというもの、ずっと変わらない黄金パターンです。

僕は一度浪人、大学生活のために6年間札幌に住んでいたことがありますが、街自体は決して老化せず、老いていくのは自分たち人間だけなんだなーとつくづく実感しました。

僕は現在47歳、飲み歩きをし始めたのが20歳前後、と考えると僕がデビューした時にはまだこの世に存在していない人が、サービスなり接客なりをしてくれていることが多くなっているということです。

そんな振り返るほどいい過去も持ってはいませんが、自分は果たして人間的な成長はわずかでもしているのか、大偉業とまではいかなくても、何か自分がこの世に存在していた痕跡くらいは残したいと日々感じています。

なんだかよくわからない話になってしまいましたが、折角ススキノに来た、ということで久しぶりのニュークラへ。 残念なことに僕のいつも指名する女性がお休みだったため、店もどこでもいいということになりました。

案内所に入り、自分たちの年齢を考えて落ち着いた感じの店を紹介してもらい入店。

ふと考えました。 生まれて初めてそういう店に入ったのっていつだったろう? その時はやたら緊張していて、変な曲がったイメージを持っていた記憶があります。

ちょっとでも変なことしたら、怖い人が出てきてボコボコにされるとか、ホステスさんには酒に睡眠薬入れられて財布盗られるとか。(笑)

なんて初々しい純朴な青年だったのでしょう。 それが2、3年後にはダウンタイムとか言って女の子を膝の上にのせて腰を振らせて大騒ぎですから純朴青年とは何だったのか? ということになりますね。

しかし僕も歳をとり、それに加えて病気をしてしまったことで、そういう店であまり性的な刺激を求めなくなりました。

そうは言っても僕もやはり男ですから、あまり外見が個性的な人はちょっと遠慮したくなります。 それにそういう人は採用段階ではねられるでしょうから、やはり「商品」として出てくる女性はそれなりの外見は備えておられます。

今回なかなかトークの上手な女性が僕の接客につき、おかげで楽しい時間が過ごせました。 話を聞くと昼の仕事も持っていて、副業(?)で夜の仕事もしているとのこと。

なるほど、通りでトークがうまいわけです。 なぜかわかるんですよね。 夜に特化した人と昼夜兼業の人って。 何をもって判断しているかと問われても明確に表現できないが、多分僕のアンテナのどこかが反応しているんです。

話し上手の人は男女関係なく、相手に好印象を与えます。 また往々にして話し上手は聞き上手です。 単に相槌打って相手の話に耳を傾けているだけで「あなたって話し上手」という評価を受けることさえあります。

なのでこういう場所でそういう人に接待を受けると、「当たり」と感じるのでしょう。

そういう人には僕も「当たりの客」になってあげたいという途方もない気持ちが芽生えますが、貧乏サラリーマンたる小生には金銭面での奉仕には限界がありますのでもっぱら「話を聞く」とかソフトウェア面の充実を図るしかありません。(笑)

それではまた近いうちに話し方の勉強をしに行くとしますか。

-人生論

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