ヒゲおやじ

ある男の後半生(こう反省)

時事

令和、改元を機会にたまには時事問題を

投稿日:

最近、大変ショッキングなニュースが色々と世間を騒がせているようです。 時事ネタというのは旬の話題であり、その時を過ぎればたいてい忘れ去られてしまうのが常であるためブログの記事にするのは意識的に避けてきたのですが、改元というめったにない節目を迎えたことと、ここ最近日本の抱える闇を原因とした問題が多発しているようなので、今回はちょっとそれらについて自身の考えているところを書いてみたいと思います。

つい最近、いわゆる「2000万円問題」が世間を騒がせました。 なんでも盤石と思われていた年金がそうでもないらしく、退職後も何らかの仕事をして収入を得続けるか、リタイアするなら一カ月5万円不足するから死ぬまで何とかしてねという金融庁のお達しです。

実はこうなることは私たち国民は昔からなんとなく肌で知っていたはずです。 制度的に老人が多くなり、若年層が少なくなるほど苦しくなり、それが一定の限度を超えると破綻してしまうシステムです。 しかも小細工を通用させる余裕がないほどのシンプルなシステムで出来ています。

もちろん優秀な頭脳の集合体である官僚や議員さんたちがそれに気づいていないはずはないのですが、今までは選挙で国民に嫌われてはなるまいとあえてこの問題には触れないできたのです。 良薬は苦いはずなんですけどね。

ところがとうとうこの制度が追い詰められ、ごまかしの効かない領域まで来てしまいました。 どの党が政権をとっていたとしても、これは誰かが宣言しなければいけないことなのですが、議員さんたちは「それを告げた者(あるいは党)が破綻させた当事者と思われる。」と考えているのかは分かりませんが、あまり自ら進んでは言いたがりません。

国民はバカではないのです。 たとえ誰かがそれを言っても、その人個人(あるいは党)のせいだと思う人はいないでしょう。 半世紀も続いてきた制度が疲弊してゆっくり破綻してきたのに、なぜ特定の党なり個人の責任になってしまうのか。(笑)

ただ一つ残念に思うのは、今になって政府が少子化対策にもうちょっと本気になっていれば、現在の状況は少しは変わっていたかもしれないな、と思えることです。 老年人口を支える若年層が増えていれば、年金制度にもまだ光明があったかもしれません。

と、そういえば性に関する議員さんたちの差別発言も一時連発しましたね。 「女性には頑張って子供をたくさん産んでもらって云々。」みたいな内容ですが、僕にはこれのどこが女性蔑視になるのかいまいちよくわかりません。 こうした感情が湧かないこと自体、蔑視なのか?(笑)

お互いを思いあう健全なカップルなら、人に言われなくたって自然に子供をもうけて育てようという感情が芽生えるはずだろうし、そこにわざわざ頑張ろうなんて気持ちはないはずです。 想像ですが。(笑)

LGBT、いわゆるホモセクシュアルやレズビアンと言われる人についての失言。 要するにこういう人たちは子供を残さないから生産的ではない、ということですね。

基本的に彼らは体質的にそうなってしまっていて、いくら他人が異性愛を強制したところで変わらないことが基本であると思います。 彼らに異性愛を強いることはちょうど小麦アレルギー患者にパンを食べさせるようなものでしょう。

ですので彼らの価値観は否定せず、認めることは必要なのでしょう。 しかし誰とは言いませんが、LGBT関係での失言をしてきた方々が野党から非難されつつも不思議と辞職にまで追い込まれないのは、国民の本音を思わず漏らしてしまったにすぎないためなのでしょうか?

なんだかんだ2000万円問題と失言問題だけでここまで書いてしまいました。 たまに時事問題を書くのも面白いな、と思いました。 また機会があれば、ホットな話題を取り上げようと思います。

-時事

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

サブスク化は今後ドンドン進む

先日、ついにAmazonプライム会員に登録しました。 最初は商品の購入がきっかけでした。 会員登録なんて頭にもなく、通常通りの購入手続きを進めていたつもりでしたが、いつの間にか会員の無料試用期間適用の …

YouTubeを観ていて思うこと

ゲーム実況、レビュー動画、挑戦系動画etc・・・。 YouTubeには実に様々な動画がアップロードされていて、観る側としては金のかからない娯楽の一つです。 それも単に「観て楽しむ」というレベルではなく …

北海道でここまで暑いとは

いやー、今年の夏は暑かった。 誇張なしに我が人生最強と言ってもいいほどの暑さでした。 存在するはずの北海道在住気温割(笑)が全く適用されることもなく、気が付けば九月も中旬に・・・。 これを書いている2 …

新政権へ一言

久々に首相が変わりました。 安倍首相から菅首相へ、七年ぶりに日本のトップが入れ替わったわけですが、なにかアメリカの大統領選挙なんかとは土台が違い、会社内での社長の引退に伴い、専務が新社長に昇格したよう …

税金について考えた

寒くなってきましたね。 それに加えて空気も乾燥してきたせいなのか、一時は落ち着きを見せていたコロナウイルスが再び猛威を振るってきています。 ちょうど現在は連休中であり、本来であれば飲食、娯楽業などは掻 …

最近のコメント