最近、日本と韓国の関係が大変ギクシャクしたものとなっています。 昔から日韓間(正確には北朝鮮も含む)には漠然とお互いを憎むというか、ことあるごとに感情的にライバル心をむき出しにするようなベースがあって、今回はそれが政治的な問題で、お互い引くに引けない状態になってしまっているということです。
僕が子供の頃には、独身者を意味(軽蔑)する韓国語のチョンガーという言葉や、馬鹿でもチョン(朝鮮人)でもシャッターを押せば撮れるオートフォーカスカメラを意味するバカチョンという言葉が普通に使われていました。
また、戦前の強制労働、タコ部屋というとどうしても朝鮮人の強制労働者というイメージが湧いてしまうのも否定できません。 そのため残念なことに日本人は韓国系の人々を一段下に見下してしまうという心理が働いてしまうのでしょう。
一方、韓国は韓国で独立後は徹底した反日教育が国是となっています。 なのでサッカーの日韓戦で韓国側が勝利した時などには、時を得たといわんばかりに竹島の領土権主張といったパフォーマンスを出したりといった物騒な行動を起こしがちです。
大昔、朝鮮が新羅、百済、高句麗と言われていた時代は韓国は中国と並んで日本に文明をもたらした先進国でした。 ですので大変歴史のある国であり、誇り高い民族であることも知っています。
同様に日本にも「武士道」と言われる独特の美意識があって、要するに現在はこの二つの引くに引けない頑固なプライドが対峙している状況なわけです。 両者ともに「引いた方が負け」みたいな空気が蔓延していて、それがことを余計にこじらせているわけです。
日韓問題は今ホットな話題なようでYouTubeでもたくさんの人が動画を上げています。 しかし残念なことにそのどれを観ても、製作者の感情(ものによっては激情に近い)が入りすぎていて、どこまで真実を伝えているか不明なものが多いのです。
そんな中、意外なところで参考になっているのが株式動画なんです。 なぜなら数字は冷酷、起こった事実を伝えるだけです。 いくらサムスンが、現代自動車が、SKハイニクスが嫌韓動画(あえてそういいます)で悪しざまに言われても、そこの株価が上がったということは何らかの好材料があったに違いないはずで、しかもその株価を上下しているのは、ほとんどが日韓外の世界中の人々です。
岡目八目、ということわざがあります。 物事の本質は渦中の当人たちよりも、周りの人間の方が冷静によく見える、という意味ですが、僕はこと日韓の情報を得るのには、YouTube動画はあまり参考にしません。 通常のニュースと韓国関連株の数字だけで、あとは自分の想像だけです。(笑)
まさか自分の資産運用のために始めた知識がこんな場面で役立つとは思いもしませんでしたが、これが知識は宝、ということなのでしょうか。