僕の株式投資歴が4年目に突入しました。 最初は「プラチナ積み立て」を始めるために楽天に証券口座を開設したものの、いつの間にか株式投資がメインになってしまい、当のプラチナ取引はおまけみたいな存在になり果ててしまいました。
株で大損、という事態を避けるために現在でも信用取引はせず、現物取引でチマチマと稼いでいます。 まあ月に数万円の売却益と配当金があれば年間3~40万円の実入りとなるので、あまり欲はかかずにやっていくつもりです。
始めた当初は2銘柄しかなかったのですが、今では15銘柄ほど分散して持つようになりました。
今までの自分の取引履歴を振り返ると、まだまだひよっこだなあと反省しきりです。 というのも僕は、というかこれは多くのビギナー投資家がよく陥る心理状態らしいのですが、例えば自分が買った株価格よりも5000円とか10000円値上がりしただけで、明日にも暴落してしまうのではないかと不安になりすぐに売ってしまう。 逆に値下がりしたものは、損失を嫌って値上がりの機会をうかがう態勢をとることになり、そうしている間にもその銘柄は下がり続け、最終的に身動きの取れない状態になる。
こうした状態のことを、専門用語で「プロスペクト理論」とかいうらしく、これがゆえに個人投資家のほとんどは勝てないらしいのですが、この行動様式から抜け出せない限り、僕もいつまでたっても株初心者ということです。
あと僕にはいわゆる「読み」が当たって儲けたという経験がまだありません。 現在10数銘柄保有している中で、たまたま保有中にコロナ特需でその中の特定の銘柄が噴いた、というのはありますが、これは自分の実力ではなくむしろパチンコのフィーバーみたいなものでしょう。
基本的な用語も覚え、落ちるナイフの恐怖(笑)も覚えたら、次はいよいよ自身の経済的知識を磨いていかなければなりません。 今世界で騒がれているテーマといったら・・・。 ナノプラスチック問題、脱炭素、暗号通貨。
しかし株式の世界では今からこうした企業の目ぼしい株を買い集めようとしても遅いのです。 リアル世界で話題沸騰のものは、株の世界ではとっくに食い荒らされている。 むしろ投資家に必要なのはこの次に何のトレンドがくるか予想できる能力。 ウォーレンバフェットやジムロジャースは普通の人にはないその能力がある。 だからあれだけの財産を築けたのでしょう。
僕の今年の目標、完全な自分の読みだけでキャピタルゲイン10万円! とします。