ヒゲおやじ

ある男の後半生(こう反省)

時事

三回目接種を終えて・・・

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昨日、僕は三回目のワクチン接種に行ってきました。 一回目、二回目は特に何も症状はなかったのですが、三回目接種から一日経った現在、体の節々に軽い筋肉痛のような感じとわずかなだるさを感じます。

ただ僕のような年齢になってきますとただでさえ日に日に体調が変わり、今回のこの症状もワクチン由来のものなのか自身の体調が起因となっているのかが判然としないところがあって、あまりに改善しないようなら普段かかりつけの医師に相談しようとは考えています。

さて、僕は結局すべてのワクチンがファイザーでした。 僕の身の回りを見てみますと最初の二回はファイザーで三回目がモデルナという人が圧倒的に多くて、僕みたいなのはレアケースでした。 真偽のほどは分かりませんがファイザー、モデルナを混合で接種した方が効力が上がるみたいな噂を聞いていたので僕もそうなることを望んでいたのですが、叶わずということになってしまいました。

しかしながらこれでとりあえず「接種証明」がないと飲食したり、訪問できないといった事態になった場合にも無下に追い返される対象ではなくなったわけです。 僕は特にアウトドア志向ではないのですが、旅行とかして見聞を広めることは大好きですので、やはり外出制限みたいなことをされると厳しいですね。

コロナ発生からすでに数年経過し、世界的にも話題が他に集中しているせいか報道のされ方も「すわ一大事」的なものからルーチンワーク的なものへ変容しつつあります。

世界の感染者数、死者数や変異株の動向などを見ていますと結果的にはやはり今回のコロナ感染はパンデミックと言えそうです。 しかし僕個人の身辺だけに限定しますと同僚や知人で直接感染2名、濃厚接触者10数名といった感じで死者はいません。

ただしこれはいわゆる医療現場とかではない「薄い場所」だからそうなのであって、病院、介護施設などの「濃い場所」になるにつれ現場もひっ迫していくことは容易に想像できます。

僕はパニック映画の見過ぎなのかゲームのやりすぎの影響なのかパンデミックと聞いてゾンビのように患者が街じゅうに徘徊し、野戦病院のような病室には悪臭を放つ腐乱した死体が積みあがる光景を想像しました。 昔のスペイン風邪の時代には僕は生まれていませんでしたから資料から想像するしかないのですが、あの時代は衛生状態は現在よりは悪く、インターネットも存在していないし、現代ほどスピーディーにワクチンを開発できなかったであろうことは容易に予想できます。

ですが僕個人的には郊外や山間部などに当時居住していた人は、僕が現在置かれている状況に近かったのではないかと思うのです。 症状が出れば自然に(自発的に)隔離し、免疫ができ回復してから再び人々と交流を始める。 免疫を作る能力に時代は関係ないはずです。

ところが「パンデミックの悲惨さ」というのを伝える上ではああいうドラマチックに表現された映像なり写真なりが独り歩きして世に出てくる。

テレビでは連日、本日○○万人感染、××人死亡というニュースが流れている。 しかし僕の周りの日常は至って平穏で今日もコンビニでハイボールは普通に好きなだけ購入することができました。(笑)

マスメディアが完全に客観的な視点を持つことは難しそうな気がします。 スポンサーから金銭をもらっている以上、どうしても水平な天秤にはなりえません。 ただ、視聴者側でそれを水平にすることは「知識を持てば」可能であるとは思います。

-時事

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