僕は現在、ブログを月一回のペースで書いています。 アドセンス審査に通ったばかりの頃は自己紹介がてらまだ書くことが今よりも多少は多かったこともあり、更新回数も少しばかり多かったのですが、ここのところ取り上げる題材にも窮するようになりました。
ただこの種の悩みは僕だけではないようで、多くのブロガーさんが必ずぶち当たる壁のようなのです。
今はどうなっているのかは分かりませんが、昔はよくネタ切れブロガーさんたちがその対処法をネット上で相談しているのをよく見かけました。 その中で多かったのがグッズ等の使用レビュー。 商品を徹底的に使い込み、完全に公平な目線で批評する。 運よく本当に素晴らしい商品に出会えたならば、そのアフィリエイト広告をブログに貼ることで読者、ブロガーさん双方がウィンウィンとなる。
あとこういう経緯で自分は書けなくなった、みたいな書けないこと自体をブログネタにしてしまうパターンですね。 ただこれは事実上一回書いてしまえば終わってしまうでしょうから、やはり先に書いたレビュー系が安定しているとは思います。
では今回はせっかくですので僕の一回こっきりの「ブログ書けないネタ」で書いてみたいと思います。 レビュー系はいずれそのうち(笑)。
僕は50代の工場勤務でして普段は会社と自宅をほぼ往復する生活をしているため生活に変化がありません。 そのためブログネタになるようなドラマチックな出来事がほとんどなく、月一の記事も何もないところから無理矢理絞り出している状況です。
本当は月一でも多すぎると内心感じているのですが、このノルマを一旦割ってしまうと二カ月に一回、三カ月に一回とズルズルと更新回数を減らしそうな気がしているので、自身に鞭を打って最低月一のペースは崩すまいと奮闘しているわけです。
ただ自身にノルマを課しそれを達成するべく行動していると、おぼろげながら作家や作曲家と言われるクリエイターという人種の気持ちが分かるような気がしてきました。
まず彼らは創作を仕事としています。 つまりインスピレーションが湧いても湧かなくても食べるために創らなくてはいけません。 なんか僕のブログ執筆に通じるところがあってなんとなく彼らに同情してしまいました。
駄作というものが時折生まれるのも、やはりそこらへんに起因しそうですね。 僕も無理矢理ネタを起こして書いたブログはいま読み返してみても最後がうまくまとまっていなかったり途中空回りしていたりで恥ずかしくなったりします。
僕は職業的なブロガーではありませんが、本当のプロが興に乗ると凄まじいんですよね。 僕は学生時代クラシックピアノのリサイタルによく行ってましたが、真にボルテージ最高潮のときの休符の一瞬って誇張なしに「無音室」にいるような錯覚になるんです。
さてちょっと話がそれました。 よく昔の漫画とかで部屋で編集者さんがイライラしながら作家さんの原稿の仕上がりを待っている、なんていうシーンがありましたね。 書き上げると編集者さんは会社へ飛んで帰り、作家さんはさっさと飲みに行く。
僕はその作家の気持ち、なんとなく分かるんですよ。 「あー今月はやっと終わった。」って100%思っています、絶対。 そして月を跨ぎ、10日前後くらいから「うー今度はどんな風に書こうかな?」ってなるんです、絶対(笑)。
もちろん僕のブログには何の強制力もかかっていません。 退場も自由なんですが、お金がかかっても「1対多数」という表現の場はキープしておきたいのと、Google先生から一回はアドセンス料頂きませんとね(笑)。