ヒゲおやじ

ある男の後半生(こう反省)

人生論

日本の平和について

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最近は何を発言するにしろ、どんな行動をするにしろすぐに「炎上」という名のバッシングが起こりやすい世の中といいますか、すごく生きづらい世の中になってきたなあと感じます。

確かに発言自体にセンシティブ性が常に求められる政治家のコメントなどは今も昔もあまり変わらずその一言一句にこだわるのは理解できますし、これについては僕が子供のころからあまり変わっていない印象を受けます。

一方で芸能人なんかはそもそもその人の生い立ちとかその道で生きていこうと決心したいきさつ自体が破天荒であったり大変な不幸を伴ったものであったりした場合も多く、それゆえその発言や行動が時に社会的な配慮を欠いたものであったとしても、国民全員が彼等の特殊性みたいなものを汲み取っていた節があり、そういうものに対していちいち目くじら立てずにおおらかだった印象があります。

ところが最近は芸能人だろうが政治家だろうがはたまた一般人だろうが関係なくお互いに監視しあっているというか、ちょっと人の道に外れた言動をとろうものなら即公開処刑みたいな風潮があってちょっと窮屈に感じてしまいます。

たとえて言うなら道を歩いていて他人同士体がぶつかる。 別にぶつかっただけで物損とかが伴わなければ「おいおい気をつけな。」「すいません。」程度で済むレベルを「ちょっとまて。どうしてくれる?」と事故とは関係ないおできの跡なんかを周りに大騒ぎして見せつけるもんだから相手も「どうしたらいいですか?」なんて下手に出てしまい、そこからいかにも芝居がかった大騒動が始まるみたいな空気感・・・。

僕は民俗学者でも社会学者でもないので専門的な考察はできませんが、一生活者として「なんとなく該当しそうな肌感覚」くらいはあげられます。 もちろんこれは僕が感じる感覚ですので他の人もそう感じるかどうかはわかりません。

それは日本という国は現在格差社会とか騒がれてはいるが、とりあえず衣食住が普通にいきわたっており、治安もほかの国に比較するとはるかに良いために他人の悪事に過剰に興味を持ちやすい、言い方を変えると他人が何か変わったことを言ったりやったりすると、それらについてすぐに過剰に反応して見せるくらいの時間を余らせている、要するにヒマであるように見えるということです。

戦後、昭和はおおらかな時代であったとか言われることもあります。 たしかに今なら完全にタブー視されることでも昭和の時代ならば問題なくまかり通っていたものが数多くありますが、その逆の話は滅多にありません。 このことからもどうも最近生きるのが窮屈に感じる、というのは僕の主観だけではなさそうです。

少し話がそれますが、日本の国政選挙の投票率が低いのもここら辺の事情が関係あるのかな、なんて思ったりもします。 とりあえず自分が選挙に行かなくても衣食住には困らない、治安も良いままである。 だからこのまま放置で問題ない、という心境でしょう。

おそらく、というかこれはほぼ確信に近いのですが、もしも中国や朝鮮有事が発生し、相手の戦闘機が日本に攻め込んできた、日本はこれに対して迎撃すべきかを投票で問うた場合、おそらく投票率は9割を超えるでしょう。 それは先に述べた2つの安全が根底から揺らぐからです。

現在平和であるのは確かにいいことなのですが、それもあまりに長く続くと今度は日本人同士の平和が危うくなってくるなんて少し皮肉な感じがしますね。

-人生論

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