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ある男の後半生(こう反省)

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孤独な少年のBCL放浪記

投稿日:2017年4月7日 更新日:

そして、ラジオにハマりまくっている姿を見た両親は、高価な「短波ラジオ」を買ってくれました。SONYのICF-7600Dという当時は最新鋭のラジオでした。

これはAM、FMはもちろんのこと昔のアナログテレビの1~3ch、漁業無線などで使われる長波、そして短波が受信できました。

要するに万能ラジオですね。今はXPERIAやPLAYSTATIONで有名なSONYですが、この時はラジオで無敵だったわけです。

短波放送は海外BCLのいわば最終地点です。電波の飛距離は最強です。大出力であれば地球の裏側まで届きます。

南米やアフリカ諸国の放送がガンガン入ってくるわけですね。そのため海外向けの「国際放送」というものは、短波を使用することが自然と多くなります。

日本もNHKが国際放送を行っています。英語や中国語、韓国語などで自国のPRを行ったり、自国のニュースを放送しています。

僕が子供の頃はモスクワ放送やKBSラジオ韓国が日本語放送をやっていてよく聴いていました。

この頃はインターネットがなかったですから、ラジオの国際放送が世界への興味の門戸を開いてくれたわけです。

そして僕はまたしても、踏み込んでしまったのです。甘美な禁断の世界へ・・・。(つづく)

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