ヒゲおやじ

ある男の後半生(こう反省)

人生論

新 NISAからの人生訓

投稿日:2024年2月18日 更新日:

今年から始まった新NISA制度、テレビのニュースでもやたらと特集が組まれたりして、官民挙げて我々庶民を鼓舞しているように見えます。 にもかかわらず、実際のところ利用率はあまり高くない印象を受けます。

これにはそもそも投資に回す資金がないという切実な理由もあるでしょうし、日本文化には何となく貯金を是とし、投資を非と捉えるような空気がいまだ根強いのもその根拠のひとつであると思います。

早い話、国としてはもう年金が限界にきているから、あとはあんたたちが自助努力して老後なんとかしてくれよ、そのための器(新NISA)は整えるからさ、と言いたがっているように僕には思えるのです。 ただこの本音をそのままぶつけてしまっては選挙では大敗必至、ここは日本だからまああり得ないでしょうが、国によってはクーデターが起きても不思議ではありません。

なのでせいぜい今回のようにマスコミとタッグを組んで「新NISA」を大いに宣伝するというのが、国としてやれるぎりぎりのラインではないかと思えるのです。

にもかかわらずここまで「新NISA」を大々的に売り込んでおきながら、僕が単にそう感じただけなのかもしれませんが、知られると都合の悪い情報は意図的にスルー、あるいは目立たせないようにこっそりと流すのです。

新NISAは要するに株の儲けに税金がかからなくなる制度です。 国はこの点を最大のエサにして庶民を投資に導きます。 ですが設定を万全にしておかないと配当金に対して税金がかかるということを僕はぎりぎりで知り、ぼくは慌てて対処しました。

国といえども、情弱に対しては容赦なく牙をむいてくるのだなと認識を新たにし、少しでも稼げる隙のあるところはマスコミや企業と結託して操作してくるのだと、警戒感も持ち直しました。 制度を作る側には情弱は存在しないのだから、基本的に体制側は損をしません。

なぜなのかわかりませんがここら辺を書いていて、最近の自身のあるエピソードを思い出しました。

最近年を取ったせいか肛門が緩んできました。 ある晩吞みすぎて酔って寝てしまい、夜中に下着にやらかしてしまったのです。 幸いに下着、シーツを汚したくらいで済みましたが、そのおかげである疑問が氷解したのです。

僕が若いとき、よく泊りでススキノに呑みに行っていましたが、ビジネスホテルやサウナを利用していました。 すべてではないものの、トランクスが販売されていたり、クリーニングサービスがあるにも関わらずコインランドリーが設置されていたりするホテルがあり、当時はその存在意義が不明でした。

しかし自身のその経験がきっかけですべてが腑に落ちたのです。

なぜこの話が突然頭に浮かんだのか、今一度読み返してみてある共通点を発見しました。 それは「何も言わずともてめえで察しろ。」つまり「行間を読め。」という点で一致しているということです。

なるほど国の意図、他人との阿吽の呼吸、これはもう「察する」ということが必要なのですな。

-人生論

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

知識はかけがえのない財産

「自分は~については自信がある。」、「自分は~が大好きだ。」というのはかけがえのない大きな宝だと最近思えてきました。 なぜならこれらはその人にとってのある種の知識の塊を形作っているからです。 ある事柄 …

サラリーマンの悲哀。黒澤明「生きる」 ②

この「生きる」という作品は、間違いなく黒澤監督の三大名作の一つに入ります。 今は亡くなってしまわれましたが、昔タレントで逸見政孝さんという方がいらっしゃいました。 「クイズショウバイSHOWBY」、「 …

サラリーマンの悲哀。黒澤明「生きる」 ①

酒っていいですね。僕は酒の味そのものよりも、酔い始めのあの感覚がたまらなく大好きです。 酒をたしなむ方なら誰でも理解できると思いますが、あの「自分が無敵になっていく感覚」ですね。 酔っている最中は自分 …

給料日ってやはりいくつになっても嬉しいもの。

今日は25日。多くの人にとっては楽しい給料日だったのではないでしょうか。 僕ももう22年間、給料というものをもらい続けていますが、飽きることはありません。(笑) 僕が生まれて初めて労働の対価として金銭 …

2022年になりましたね。

2022年を迎えました。 毎年同じ現象、季節を繰り返し体験しているはずなのにだんだんとそのサイクルが短くなっていくのを痛感しています。 つまりこれは自分が年齢を重ねたということの何よりの証拠でしょう。 …

最近のコメント