ヒゲおやじ

ある男の後半生(こう反省)

人生論 時事

給料日ってやはりいくつになっても嬉しいもの。

投稿日:2017年4月25日 更新日:

今日は25日。多くの人にとっては楽しい給料日だったのではないでしょうか。

僕ももう22年間、給料というものをもらい続けていますが、飽きることはありません。(笑)

僕が生まれて初めて労働の対価として金銭を手にしたのは小学生の時、新聞配達のバイトででした。

夕刊の配達で月7000円くらい。 ファミコンソフト一本買えば終わりでしたが、なにせ子供時代は一カ月が長いものですから、給料日3日前くらいから浮足立つわけですよ。

そして給料日当日。 配達が終わってから販売店に行けばいただけるわけですが、僕は毎回おもちゃ屋に直行でしたね。

目当ては当然ゲームソフト。 子供にとってゲームソフト購入は一大イベントです。 今みたいに思い付きで適当に買ったりしません。

一本に対する重みが違います。 くそゲーを掴まされる、ということはオレオレ詐欺に引っかかるのと同じレベルなんです。(笑)

中学生の頃はバイト的なことはせず、高校時代は年賀状配達のバイトだけをやりました。 これもゲーム代に消えてしまいました。

僕は高校卒業後浪人しますが、あろうことかバイトをします。 しかしここで得た時間は、僕にとって何物にも代えがたい大きな宝となっています。

YouTuberに「フィッシャーズ」という方々がおられますが、ちょうどああいう環境が僕にもつかの間ですが巡ってきたのです。

本当にああいう仲間ってお金では得ることができません。 絶対に大切にするべきです。 気を許せる友人は今はもう4人、かな?

二浪してそこそこの私立大学にはいったものの、浪人中にバイトするような僕の性格ではろくな大学生活は送れません。

パチンコ、バイト、パチンコ、バイト、気が付いたら四年生。 留年こそしませんでしたが、就活は失敗。

親の口利きで地元の食品会社に何とか滑り込み、現在に至るわけです。

でも僕が勤めているのは田舎の中小企業ですので、正直食っていくのがやっとですね。もちろん、切り詰めれば多少の貯えも出来はしますが。

財産と言っても自動車、持ち家、預金少々ですか。 全然、自慢にもなりません。

「知識は最高の財産だ。」とよく言います。 最近、このことが身に染みてわかってきました。

まず、知識が尊いのは富を生むことですね。 しかもこの知識は富と引き換えに無くなるわけではない。 ずっと富を生み続けるわけです。

ギャンブルなんかでは一時的に富を得ることはありますが、そんなのはすぐに無くなってしまいます。 所詮「運」ですから。

そしてなんといっても自身の知識を駆使して得た富と、単なる運で得た富では精神的充足感が違います。

もう一つの知識の尊さは「奪われない」ことです。自分が与えない限り、相手はそれを知ることが出来ないんです。

だからこそ、あちこちでノウハウセミナーなんてものが開催され、盛況なんでしょうが。

こういう時、ふと思うんですね。「お金なんて持ってるだけでは意味がない。自分が死んでしまったらそれで終わりだし、生きていても年を取ってしまったら、若い時と同じ価値で使うことはできない。」と。

だったらお金は自己投資にドンドン使うべきじゃないかと思うんです。自分の価値が上がれば自分を高く買ってくれる人が増えてくる。

こういう考え方になってくると、ケチな人や守銭奴と言われる人がなんか哀れにさえ思えてきます。

そうはいっても、僕もまだまだ俗物です。やれ、光熱費、町内会費だと言っては財布の中身がやせ細っていくとやはりため息は出ます。

完全なる賢者を目指して日々、精進していきたいと思っています。

-人生論, 時事

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