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ある男の後半生(こう反省)

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パラレルワールドのビートルズ

投稿日:2021年10月24日 更新日:

僕はビートルズの音楽が大好きです。 いわゆる世代ではないのですが、本当に価値あるものには常に支持する勢力が存在し続けるということで、彼らはもはやロックのクラシックみたいなものになってしまったと言っても良いのではないかと思います。

そのビートルズについてですが、最近「イエスタデイ」という映画を観ました。 普通に過ごしていた主人公がある朝目覚めると世界がビートルズが存在しない世界に変わっていたという設定です。

主人公は売れないミュージシャンですが、いつか大きくなってやろうという夢は持っています。 そんな中なかなか夢を掴めず落ち込んでいるとき、ふと友人の前でビートルズのイエスタデイを口ずさみます。

びっくりした顔で主人公を見つめる友人。 目には涙すら浮かべています。 「どうしてその曲を発表しないの?」 ここから映画は始まっていきます。

ネタバレ防止のためここまでにしますが、興味のある人はご覧になると良いかと思います。

今回はそうではなく、ビートルズが今だに存在する世界について書いてみたいと思います。

周知のようにビートルズはすでに解散しており、メンバーのうちジョンレノンとジョージハリソンは既に他界しております。 ジョージハリソンはともかく、ジョンレノンはビートルズの作品の核を担う人物であり、彼無くしてはビートルズの存在価値など半減してしまうでしょう。

そんな中真偽のほどは不明ですが、ある人物がいまだにビートルズが活動している世界に飛ばされ、こともあろうに向こうの世界でのみリリースされているアルバムをこっそりとこちらへ持って来たというのです。

興味のある方は、「ビートルズ ジョナス リチャード Everyday Chemistry」という単語でググって頂ければ、それに関連した記事や動画が色々ヒットしますのでお試しください。

僕はオカルトやホラー、SFといったものが好きですし、そういったものの存在自体も完全否定する人間でもありませんが、今回パラレルビートルズの記事や動画を散見し、ネット上に上げられているアルバムを視聴した感じではまだ完全肯定まではいけないかなあ、という感じです。 ただ僕個人としてはこういうことに非常にロマンを感じていて、肯定したくてウズウズしている、もっと追加でパラレルワールド行きを決定づける証拠の出現を待っている人間です。

ではどういう状況であったなら僕をもっと興奮させたか?(笑)ですが、まずこちらもあちらも全く同じ英単語を使っている(アルバムを聴いた範囲でですが)ことが少し残念でした。 これが言葉のベースは確かに英語だが、たまに全然知らない単語が混ざるとか、発音が少しおかしい言葉がある、とかだと僕の興奮度はかなり上昇しました。

あと向こうの世界に渡ったリチャードさんは件のアルバムをカセットテープで持ち帰ったらしいのですが、向こうの媒体がこちらでも問題なく再生できたこと、そして時空を超えても記録データに損傷、劣化が無かったというのが僕の異世界度を少し下げてしまいました。

あとパラレルビートルズについて僕を迷わせる最大の要因なのが、「ジョンレノンのソロ曲の断片」です。

このアルバムを聴き込んでいくうちにだんだんと気が付くのですが、アルバム全体にジョンレノンのソロ時代の曲の断片が使われています。 それ自体に別に不自然さはないのですが、問題は僕の記憶する限り「歌詞やイントネーションが一言一句こちらと違っていない点」です。

ソロ活動と違い、バンドとして活動しているのであれば創作の段階からメンバー間で活発な意見交換があるはずです。 ジョンの歌詞がいくら良くてもポールマッカートニーあたりが「ジョン、ここはもっとこうしようよ。」みたいなことは自然に起こるはずです。 それがソロ時代そのままの歌詞とメロディーラインとは・・・。

ただこのジョナスさんという人は、信じるかどうかはお任せします、というスタンスらしくアルバムも無料で公開しています。 僕としても粗探ししてダメ出しするつもりは毛頭なくてむしろ「ああ。俺は認めたいんだ! だからなんかもう一押しないのか?」みたいな子供を応援する親の心境なのです。

パラレルワールド、あらゆる可能性が無数に分岐しているとしたら・・・。 それでも僕は今の世界に固執するのか?(笑)

-レビュー, 趣味

執筆者:


  1. small SNAKE より:

    拝読しました
    タワーレコードが東京にしかなたった時代を思い出しました
    これもパラレルワールドかな

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